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重要なお知らせ

ステンレス鋼の腐食

 ステンレス鋼は「さびない」「さびにくい」という認識から、不適切な環境条件下でご使用されますと、「さび」や「応力腐食割れ」が発生し、不測の事態を招く恐れがあります。弊社といたしましては、以前より、新製品等の情報をご提供しているミニ通信やカタログの技術資料において、ご注意頂くよう呼びかけております。

 ステンレス鋼は、大気中の酸素によって表面に『薄い酸化皮膜(不動態皮膜)』を生成し、その状態が維持されることにより「さび」の発生を防いでいます。この不動態皮膜が塩素イオン、硫黄酸化物等により、局部的に破壊され再生を妨げられると、ステンレス鋼であっても「さび」が発生します。なかでも、塩素イオンの存在する環境下で材料に応力が加わっている場合には、局部的に割れが生じる「応力腐食割れ」が発生することがあります。

さびたステンレス鋼製の金具の写真

塩素を含む環境で使用され、応力腐食割れによって金具が破損

 屋内プール等においては、水の殺菌剤の塩素を含む湿気があり、ステンレス鋼は「応力腐食割れ」が発生し易い環境です。塗装をする、さびを落とすなどの適切なメンテナンスや清掃等の手入れが必要です。

 屋内プールでのステンレス鋼の使用において、「さびない」「さびにくい」という認識から、定期的に適切なメンテナンスがなされずにいますと、不慮の破損事故を引き起こす恐れがあります。弊社製品に代表されるステンレス鋼製吊り金具・支持金具類の場合には、材料に応力が加わっているので、特に十分な配慮が必要となります。

 弊社製品が広く使われていること、また、その用途を踏まえ、注意を喚起することが社会的な使命と考えております。

 屋内プールにおけるステンレス鋼製製品のメンテナンス方法、材料選定につきまして、ご不明な点がございましたら、技術部までお気軽にお声掛け頂けますよう、お願い申し上げます。

2006年8月(2008年2月更新)

お問い合わせ先

  • 技術部 TEL:03-3654-7101

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